山田孝之の東京都北区赤羽 ドラマを見ての感想
「山田孝之の東京都北区赤羽」とは?
2014年、夏。俳優として行き詰った山田孝之が、赤羽を舞台にした漫画「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」を読んで、赤羽に行けば自分を取り戻せると思い、赤羽に住み赤羽の人々とふれあっていく。そしてその風景を撮影してほしいと映画監督の山下敦弘にお願いする。そんな赤羽で過ごした様子をまとめたドキュメンタリードラマ。
実は私、赤羽界隈住民でございます。。
最近このドラマを知って、昨晩、第7話からはじめて見ました。見ようと思ったのは単純に、私が今住んでいる家の最寄駅の1つが赤羽駅だからなんです。身近というか、日常生活の一部。
色々と便利だし、
駅周辺もそこそこ栄えていて生活しやすいし、
さっきもベランダで布団干してたら、屋上使えるよと管理人さんが親切に教えてくれたり
( ´艸`)
個人的に赤羽は大好きな街。だけど私自身は至って平和に暮らしてまして、個性的な方々とのふれあいが繰り広げられているわけではないです。フツーのアパートにフツーに暮らしている、アラサー女子。
自分が知っている赤羽のことがちょっと出てきたらうれしいなぁくらいの気持ちだったのですが、
ドラマ、赤羽がうんぬんの話ではないんですね。
あくまで主役は山田孝之さんです(笑)
そして山田さんに関わる人々とのドキュメンタリー。
山田孝之という人が、俳優として、そしてこれからの人生について、壁にぶち当たり、もがき、人との関わりの中から前に進もうとしている姿が描かれています。
赤羽住民でない人はもちろん、赤羽ってどこですか、東京とはまったく縁がありません、という人でも楽しめますよー!!!
ドラマを見ての感想
役としての境目が分からなくなった、本当に死なないといけないと思った、という言葉が衝撃的でした。
山田さんはそのことで苦悩しているのだけれども、そこまでのめり込んで打ち込めるものがあるというのは正直なところうらやましいなと思いました。
15歳のときから俳優として活動し、2014年の夏、30歳。
世間一般からすると、こんなにも何年にわたって本気で取り組めるものがあるという人は少ない。
才能なり環境なり、本人の努力がないとできないこと。
ですが、やはり一般の人には分からない、ある意味頂点にのぼりつめた人だからこそ味わう苦悩や葛藤があるのでしょう。
そんな様子を収めた映像なのですが、「トップスターの姿」で、自分とはかけ離れた世界の人の姿、というより、
見ていてどこか感情移入してしまうドラマでした。
山田さん自身が、自分自身やこれからの人生と向き合っている姿が生々しいです。
おおっ!と思ったのが、
「30代という大事な時期だからこそ、あえてやりたい」
と山田さんが力説するところ。
はい、私も30代ですヽ(´ー`)ノ
10代・20代を過ぎたら旬を過ぎたという風潮もあるし、
同世代の人と話していると「もう若くないし」という発言もちらほら聞くのですが、
でも、やっぱり今も人生の大事な時期だよなぁと勇気づけられました。
女性と男性は違うだろうし、「俳優の人生として」大事な時期と話していたし、山田さんは別に人を勇気づけるつもりでこの発言をしているわけでもないんですけどね。
自分にとって都合のいいように聞きました(笑)
第8話は「山田孝之、綾野剛と語る」
第8話は、山田さんの俳優仲間でもあり親友でもある綾野剛と赤羽で再会する話です。
山田孝之と綾野剛、2人の対談というだけでも、ものすごーく興味ありありです
( ̄ー ̄)
この世界で第一線でやってきた、しかも親友同士の会話。
すごーく濃密なものになることでしょう。
来週以降も引き続き見たいドラマ。来週も見ますっ!!!!
テレビ東京
毎週金曜 深夜0時52分~(全12話)
その他の局でもオンエア