ももいろどけいの日記

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吉村真晴の出身高校は山口県の野田学園!日本男子卓球注目選手の母校について

2015年7月世界ランキング20位!

日本の男子卓球で急成長中の吉村真晴選手。世界ランキングは6月の30位から7月は20位と10も順位をあげました。現在は愛知工業大学に在籍している4年生で21歳。今、日本の卓球界で最も成長している人と言っても過言ではないでしょう。

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高校は山口県の野田学園高校(中・高一貫で中学3年時から在籍)。私、大学が山口県だったんで、山口県と関わりがあった人がこうやって活躍しているとすんごいうれしいです☆

 

野田学園。名前は知ってるなぁくらいでした。ザ・スポーツ校!っていうような高校は山口県では他にも有名どころがあるし、これまでそんなに目立った話は聞いたことがなかったので。では、一体どんな学校なのでしょうか。やはり卓球の名門校なのでしょうか!?調べてみました。

 

全国大会での活躍

ここ数年の、高校の全国大会の結果からリサーチしましたよー!

うわまじでっ!!こんなに強かったんですね。 

 

全国高等学校卓球選手権大会(インターハイ)

平成21年度 ベスト16 ※吉村選手(1年) ダブルス第8位・シングルス9位

平成22年度 準優勝 ※吉村選手(2年)ダブルス優勝・シングルス6位

平成23年度 準優勝 ※吉村選手(3年)ダブルス優勝・シングルス3位

平成24年度 準優勝 

平成25年度 ベスト4

平成26年度 ベスト8

 

全国高等学校選抜卓球大会(選抜)

平成21年度 優勝

平成22年度 震災のため開催されず

平成23年度 ベスト16

平成24年度 ベスト8

平成25年度 優勝

平成26年度 準優勝

 

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いや~、もう全国大会に出て当たり前、いかに全国制覇するかというレベルですね!!!

 

でも吉村選手、もともと山口の人ではないんですね。

中学3年生のときに橋津文彦監督と一緒に野田学園へやってきました。

 

吉村の中学入学時に、当時指導していた仙台育英学園系列の秀光中に誘った。08年夏には学校側の事情もあって、吉村ら選手を連れて山口の野田学園に移った。

 

吉村Vに監督ウルっ「やっと開花」/卓球 - 卓球ニュース : nikkansports.com

 

そういうことだったのですね。素晴らしい監督と選手を野田学園が受け入れて、一躍卓球の名門校になったのですね。

  

高校時代の活躍

歴史的な快挙を成し遂げたのが高校3年生の全日本選手権。2015年7月の世界ランキングでも5位(日本人の中では1位)、当時6連覇をかけていた水谷選手を決勝で破り優勝しました。

 

決勝ではロンドン五輪代表の水谷隼(22=明大)とフルセットの大激戦を展開し、マッチポイントを握られてからの5連続得点で奇跡的な逆転勝ちを果たした。同種目の高校生王者は水谷以来で史上2人目。

 

水谷止めた!高校生吉村が初優勝/卓球 - 卓球ニュース : nikkansports.com

 

インターハイの結果を見ると、ダブルスでは優勝しているもののシングルスでは優勝なし。全日本選手権でも、前年度・前々年度ともに一般シングルスではベスト32。そんな中、高校生活の最後を有終の美で飾りました。そして大学4年生となった現在も進化中ですね。

 

野田学園の校風は?

2007年に設立130年と歴史ある学校。野田学園高校は進学にも力を入れていて、国公立や難関大学に進学する人も毎年一定数いるようですね。さらにここ最近右肩上がりだそうです。進学したいから野田学園を希望する人も多いようですよ。

校風はものすごく厳しいわけでもなく、かといって緩すぎるわけでもなく、普通にまじめな学校のようです。評判はいいみたいです。

 

スポーツの方は女子テニス部も強く、平成26年度の選抜で全国第3位。男子卓球部とともに、女子テニス部は一般で入部できないようです。

 

そのほか、個人で水泳や陸上などでも全国大会へ出場しています。

 

練習環境が整っていない時期を経て…

とはいっても学校全体がスポーツに力を入れている!というわけでもなく、卓球ももともと全国区のチームでもない。橋津監督や選手達がこの学校に来たとき、はじめから全国トップレベルの環境が整っていたわけではないだろうなぁと憶測しています。それでも結果を出した監督も選手もすごいし、学校側もえらい!

 

(平成21年度の選抜で初出場で)優勝した野田学園の橋津監督は「優勝できてうれしいです。選手たちは本当にがんばりました。ここまで練習場所や時間など環境が整っていない時期もあり、苦しい1年間でした。また選抜大会に向けて約20日間遠征や合宿を行いやり込みました。そう言ったことが報われて良かったです。学校側にも配慮していただきましたので感謝の気持ちです。」と喜びを語った。

 

高校選抜 野田学園と四天王寺が優勝 〜福島・郡山総合体育館で開催〜|卓球レポート公式サイト

 

練習場所もないような経験までもして、そして6年間育てた選手が最後の最後で、全日本選手権優勝ですからね。監督が目を潤ませて喜んだって、もうめっちゃいい話じゃないですか。

 

野田学園がある山口県山口市。私は大学時代アクティブに動いていたこともあって、もう厚かましいくらい人情味のある人やら、なにかやってやろうと士気に燃えている維新魂の人やらいろんな人と関わることができて、すんごい充実した生活でした。ほんとに第2の故郷というような場所。山口大好きです☆

 

が、県庁所在地であるにも関わらず無人駅がいっぱいあるようなところです。初めて山口に行ったときに少なからずカルチャーショックを受けました。電車で外の田んぼ眺めていたら、あ、キジがいる…なんてのどかな風景に出くわすことも。遊びたい盛りの中学3年生がこの場に来てわくわくするかというと、、、んんんーー。どうなんだろう?

不便なこともきっとあっただろうと思います。

 

ただでさえ諸事情による転校で大変だっただろうに、山口という地で一生懸命やって結果も出して…吉村選手、ますます応援したくなりました。

 

これからも野田学園から素晴らしい選手が輩出されることを期待しています!そして吉村選手のこれからの活躍からは目が離せません。

  

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参考:

全国高体連卓球専門部

全日本卓球 | 過去の大会 - 天皇杯・皇后杯 平成26年度 全日本卓球選手権大会

野田学園高等学校・野田学園中学高等学校|学校法人 野田学園