シンクロ世界大会2015結果!フリーコンビネーション日本銅メダル
8月1日シンクロナイズドスイミング最終日に有終の美
シンクロ日本、今大会4個目の銅メダルを獲得しましたー!!!
コンビネーションも接戦を制しての3位!おめでとうございます!!!
今日のコンビネーションは特別な想いだったようで、チーム・テクニカルやチーム・フリーの演技は8人ですが、コンビネーションは10人。まだメダルを手にしていない選手もいて、「全員で表彰状に」という気持ちで臨みました。そしてこの結果。選手達の話を聞いていても、一つになった本当にいいチームだなーと思いました。うらやましい。
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本日初出場の田崎選手が素晴らしかった!
1位 ロシア 98.3000
2位 中国 96.2000
3位 日本 93.8000
4位 ウクライナ 93.4000
5位 スペイン 92.3667
今回もやはりウクライナとの表彰台の争い。
予選では3位の日本92.6000、ウクライナ92.4000。僅差です。
先に泳いだウクライナもなんとかメダルを獲りたい。リフトの高さでは世界一と言われていて、高さもありながらも回転しまくって宙を舞います。ミスもなく、今までのウクライナよりも一段と強くなったような、攻めの演技で予選より点を伸ばします。
そして他の国の演技も終わり、今回の最終の演技は日本。曲は「ソネラ」。
演技の冒頭、この角度でのスピンは難しいという魅せ場の足技をばっちり決め、そしてそのまま勢いに乗ります。日本が得意する足技や、手の動きや顔の表情を見ているとなんだか伝わってくるものがあります。ただ正確に動いているというだけでなくって、精神的な強さとか感情の豊かさというか内面的なもの。まぁ、それを1番感じるのがこの大会常に表彰台の真ん中に立っているロシアの演技なんですけど。
私が一番印象的だったのが、この大会で唯一、まだ演技をしていなくてメダルなしの高校生田崎選手のリフト。選手達に支えられて背中を反らせた態勢で華麗に頂へと上っていきました。田崎選手の柔軟性がアピールポイントなのですが、美しくも背中が柔らかすぎて本当にびっくり。体が柔らかかったで賞があるとしたら、田崎選手が金メダルです。おめでとうございます。
今大会、初めてメダルをもたらした乾選手と三井選手のデュエットのパートは同調性抜群。全員での動きもぴったりで気持ちもつながっているようでした。
演技後に井村コーチが「ひるまずによく泳ぎました」とおっしゃっていましたが、その言葉通り、プレッシャーをむしろ力に変えて圧倒的な演技。見事銅メダル。井村コーチは表彰台から観客席の見える世界に10人全員を送り出すことができたという、喜びの笑顔を見せていました。
ソロ・テクニカル:5位(乾選手)
ソロ・フリー:5位(乾選手)
デュエット・テクニカル:銅メダル(乾・三井選手)
デュエット・フリー:4位(乾・三井選手)
チーム・テクニカル:銅メダル
チーム・フリー:銅メダル
そして本日、
コンビネーション:銅メダル
この世界大会で日本の復活を世界にアピールすることができましたし、シンクロはこれまでの実績が採点に関わる競技のため、リオ五輪にとっても大きな意味のある大会でした。コーチや選手は課題もたくさん見つかった大会だったようですが、経験を積んで自信になったことが本当に大きいと思いますし、1年後のオリンピックでもっと進化した日本のシンクロの演技が見れるのを楽しみにしています!!
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