ももいろどけいの日記

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羽生結弦GPファイナル2015感想!テレビで男子ショート、フリーを見て

世界最高記録更新の演技!

羽生選手!世界最高記録をまたもや更新しました!!ショート、フリー、合計点すべてで記録更新。

 

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ショート:110.95点(NHK杯106.33点)

フリー:219.48点(NHK杯216.07点)

合計:330.43点(NHK杯322.40点)

 

グランプリファイナル2015は、歴史的な記録に大興奮に包まれて幕を閉じました。フィギュアスケート選手としてだけでなく、本当に人としてすごいなと思いました。

羽生選手についてテレビを見ていて色々と思うことがありましたので、その感想を書いていきます。

 

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ショートプログラム

他の選手がミスなく演技を終えると、よしっと思うんだそうです。他の人が失敗したから自分が勝つというのが嫌い、他の人がベストでやって、そして自分がその上をいくんだそう。意識の持ちようが違いますね。

ショートプログラム、より滑らかで見ている人を魅了する演技でした。羽生選手にだけではありませんが、解説の織田信成さんが分かりやすくていいですね。織田さん自身も世界のトップで戦ってきた方ですが、あらゆる人に伝わるやすいように易しく話してくれる。これ、本当はすごく難しいジャンプなんですよ、ステップなんですよ、なんでこんなに簡単にやっているように見せちゃうんだろう…と。難しいことを難しいと感じさせないような、それでもハイレベルだと感じる演技でした。

点が出た瞬間、大きくガッツポーズ。しかしながらすぐに冷静になりました。インタビューでも客観的に自己分析して話していました。メンタルが強いというのもありますが、ただ強気にいくのではなく、自分自身がよりよい演技をするためにはどうしたらいいかということにこだわって考えて、自分の気持ちをコントロールしているようです。

 

フリー 

f:id:momo-tokei:20151214010737j:plain

出典:

http://www.gpfbarcelona2015.com/media-gallery/canon-photo-gallery/dissabte-1212/#prettyPhoto

 

フランスで30年ほどフィギュアスケートのメディアに関わっている方が、羽生選手の表現するものは世界共通だ、羽生選手の演技の素晴らしさをフランスに伝えなければならない、使命を感じると言っていたそうです。

羽生選手の実力からすれば無難にいけば優勝できるでしょうが、羽生選手、さらに上を目指すのがフィギュアスケートに対する礼儀だとのこと。

 

この話を聞いたときはすごいなぁと思いましたが、その後野村萬斎さん(狂言師で、映画安倍晴明役)との対談の話がすごく深かったです。フィギュアスケートも、シーズンで同じ演技をするから見ている人はもう跳ぶんだというのが分かる、それでもおおと思わせるのが、型のあるものの宿命。同じことをしていても意味がない。

 

野村萬斎さんが羽生選手の演技の映像を見て、時間と空間を支配していて何かが降臨している、素晴らしいとお話していました。SEIMEIにあたり「和」を表現すると羽生選手は話していましたが、表現したかったのはそういうことなのでしょうか。自分の演技をさらに超えなければ意味がない。そういう気持ちでやってきて、プレッシャーも相当だったでしょう。

 

前のNHK杯からは、表情からまず違いました。空気感が違いました。観客も、以前の世界最高記録をさらに超えた演技に沸きました。「異次元だなってもっと思ってもらいたい」まさにそういった演技でした。

 

得点が出た瞬間、静かに小さなガッツポーズをして喜んでいましたが、そのうちに涙があふれてきました。

 

 

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