世界水泳2015入江陵介結果速報!男子200m背泳ぎ決勝4位
※8月9日(日)入江選手出場メドレーリレーの速報はこちら↓
星奈津美に引き続くオリンピック内定ならず
8月7日(金)の世界水泳!入江陵介メダルならず…
50mを終えて1位
100mで1位
150mで2位
そして最後に4位となりました。
入江選手は後半に追い上げるタイプ。しかしながら今日は、前半に積極的に攻めました。もうこれは金メダルいけたんじゃないかと思ったのですが…
あと一歩の差でメダルに届かずでした。
3位と0.21秒差。本当に本当に惜しかった!!!
#世界水泳 男子200m背泳ぎ:入江陵介が4位で惜しくもメダルを逃す。「結果がすべて。メダルを獲れなくて悔しさしかない。」 #トビウオジャパン
— トビウオジャパン (@tobiuojapan) 2015, 8月 7
試合後のインタビュー。前半、積極的に攻めましたがと聞かれ、だめでしたね、これが最後と思ってやったのですがと言葉少なげに、しかししっかりと答えていました。
この大舞台でチャレンジで前半に積極的に攻めて、レース展開として良かったし、100m背泳ぎから切り替えて、メンタルの面も良かったけれど…ただ…唯一、難を言えば、結果が出なかったといったところでしょうか。
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世界水泳2013の失望から、世界水泳2015ではキャプテンへ
世界水泳2013バルセロナ。男子100m背泳ぎ4位、男子200m4位で終わった際の入江選手と北島康介選手のツイッターのやりとりが、大会中にテレビ朝日の番組の中で紹介されていましたが…
それがこちら。入江選手。
200mも四番でした。 本当に弱い自分が辛い。 明後日からメドレーリレー。 絶対にメダルとる。 声枯れるまで応援してくれるチームメイト、朝早くから遅くまで選手の為に動いてくれるスタッフ。 全員で最後に笑って終わりたい。 大好きなチームの為に。
— 入江陵介 (@ryosuke_irie) 2013, 8月 2
それに答える、北島選手。
弱いから辛いんじゃなくて強いから辛いんだ。去年の仮を今度は俺が返そう。勝負してやろうぜ(^ ^)RT @ryosuke_irie: 200mも四番でした。 本当に弱い自分が辛い。 明後日からメドレーリレー。 絶対にメダルとる。 声枯れるまで応援してくれるチームメイト、朝早くから遅
— Kosuke Kitajima (@kitajimakosuke) 2013, 8月 2
暗闇の真っ只中なのに、それでも大好きなチームのためにメドレーリレーはメダルを獲りたいと話している入江選手…
世界水泳2015でも「日本にいい流れをつくりたい」という言葉を何度も聞きました。入江選手だけでなく他の選手からも。はじめのうちは、 みんなそんなに日本のことを考えててすごいなぁなんて思っていました。
がしかし、星選手の金メダルを日本チームみんなで涙を流して喜ぶ姿、女子フリーリレーで、この4人で日本新記録を出したかったなどと話しているようなところを見るにつれて、きっと、日本のためってそんな大げさなことではなく、このチームが大好きなんだろうなと感じるようになりました。競泳日本代表は素晴らしいチームですね。
また入江選手の心のうちを思いやっての北島選手の言葉も、単なる水泳繋がりというわけではなく、一緒に戦ってきたからこその繋がりみたいなものを感じます。だからこそ、入江選手は元気づけられたのでしょう。
個人種目での不調で引退を考えるほどの状態でしたが、それでもメドレーリレーは前向きな気持ちで臨みます。
世界水泳ラストレース。 最後に笑って終われるように頑張ります!背中を押してください。 with 大也 pic.twitter.com/Diy69kARe6
— 入江陵介 (@ryosuke_irie) 2013, 8月 4
そして4×100mメドレーリレーは銅メダルという快挙を成し遂げ、うれし涙を流しました。
世界水泳終わりました。 最後のメドレーリレーで銅メダル取れました!背中を押してくれてありがとうございました。 何より合宿から一緒にいることが多かった大也の優勝は本当に泣きました。 最高のチームにいれてほんと幸せでした。 pic.twitter.com/j7EYCcPPRL
— 入江陵介 (@ryosuke_irie) 2013, 8月 4
そんなバルセロナから2年…
どん底からよみがえって調子をあげてきた世界水泳2015ではキャプテンに任命されます。
今年度の競泳日本代表のキャプテンになりました。 チーム全体で良い成績を残すことが出来るように自分に出来ることを精一杯やっていきたいと思います。 頼りない僕ですが日本代表の皆様よろしくお願いいたします…笑 #トビウオジャパン
— 入江陵介 (@ryosuke_irie) 2015, 4月 15
おそらく、キャプテンとしても試行錯誤することも多い今回の大会だったのではないでしょうか。それでも4月に任命されてからこの8月の期間で、堂々としたリーダーとなりました。人って2年でこれほど成長するのかというのを見たような気がします。
100m背泳ぎで6位という結果に終わってもなお気持ちを強く持てたのは、日本チームを自分が背負っているという責任感があったからでしょうか。 誰かが変わってあげることのできないプレッシャーや葛藤などもあったかと思いますが、それでもこうやって戦ってきた入江選手には、ありがとうございますという気持ちです。
世界水泳の個人種目が終わり、金メダルを目標にしていましたがメダルを獲ることも出来ず本当に不甲斐ないです。 どれだけ弱いと言われても大丈夫です。でも諦めはしません。 明日はメドレーリレーがあります。 最後の最後まで応援よろしくお願いします。
— 入江陵介 (@ryosuke_irie) 2015, 8月 8
世界水泳2013バルセロナと同様に、世界水泳2015もメドレーリレーでぜひともメダルを!!!
そしてリオデジャネイロオリンピック。ここで悲願の金メダルを獲得して、うれし涙を流す入江選手の姿がなんだか見える気がします。
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